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薬剤師の履歴書、休学経験の正しい書き方|理由別の伝え方でアピールに繋げる

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履歴書の学歴欄を作成する際、大学在学中などに休学した経験があると、「この事実は正直に書くべきだろうか」「選考で不利になってしまうのではないか」と、その書き方に悩んでしまうことがあるかもしれません。しかし、休学は決して珍しいことではなく、その理由や伝え方次第では、むしろあなたの人柄や経験の幅を示す貴重なアピールポイントにもなり得ます。この記事では、履歴書における休学経験の正しい書き方と、面接での伝え方のコツを理由別に詳しく解説します。

履歴書に休学の事実は正直に記載する

まず基本的な考え方として、休学した事実は履歴書に正直に記載するのが賢明です。大学の入学年月と卒業年月に1年以上のずれがあると、採用担当者は「留年したのだろうか、それとも何か特別な理由があったのか」と必ず疑問に思います。その疑問に対し、あらかじめ学歴欄で休学の事実と理由を簡潔に示しておくことで、誠実で信頼できる人物であるという印象を与えることができます。事実を隠そうとすると、かえって経歴を偽っていると見なされ、信頼を損なうリスクがあるため注意が必要です。

学歴欄への具体的な書き方と記入例

休学の事実は、学歴欄の在学期間の中に、時系列に沿って記載します。休学を開始した年月と期間、そして可能であれば復学した年月も書き添えると、経歴がより分かりやすくなります。休学した理由についても、簡潔に書き添えるのが一般的です。

基本的な書き方は以下の通りです。

平成〇年 4月 〇〇大学 薬学部 薬学科 入学

平成〇年 4月 同大学を1年間休学 (〇〇のため)

平成〇年 4月 同大学に復学

令和〇年 3月 〇〇大学 薬学部 薬学科 卒業

理由別の書き方とポジティブな伝え方

休学理由は、正直に、かつ採用担当者に不要な心配を与えないよう、表現を工夫することが大切です。

語学留学や海外ボランティア活動といった前向きな理由の場合は、それをそのまま記載します。これは明確なアピールポイントですので、自己PR欄や面接の場で、その経験を通じて得た語学力や主体性、異文化理解力などを、薬剤師の業務にどう活かせるかと結びつけて具体的に説明しましょう。

病気やケガの療養が理由の場合は、「病気療養のため」と簡潔に記載すれば十分です。具体的な病名まで書く必要はありません。そして最も重要なのは、面接などで質問された際に、「現在は完治しており、薬剤師としての業務に全く支障はありません」と、現在の健康状態を明確に伝えることです。

経済的な理由やご家庭の事情の場合も、その事実を正直に記載します。そして、その困難な状況を乗り越えるために努力した経験は、あなたの責任感や計画性の高さをアピールする材料になります。「休学期間中は目標達成のためにアルバイトに励み、計画的に学費を工面しました」といった説明は、あなたの人間的な強さを示すエピソードとなり得ます。

休学経験をあなたならではの強みに変える

採用担当者が知りたいのは、過去の事実そのものよりも、あなたがその経験にどう向き合い、そこから何を学んだかという点です。どのような理由であれ、休学期間を単なるブランクと捉えるのではなく、ご自身の人生における貴重な経験として、前向きに語れるように準備しておくことが重要です。休学の経験を誠実に語るあなたの姿は、きっと採用担当者の心に響くはずです。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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