薬剤師の皆様へ、順天堂大学医学部附属順天堂医院への転職で知っておきたいこと
順天堂大学医学部附属順天堂医院は、東京都文京区本郷に位置し、1000床を超える病床を持つ国内屈指の大規模な総合病院です。明治初期の開院以来、常に最先端の知識と技術で日本の医学界をリードしてきた病院であり、特定機能病院、臨床研究中核病院の承認を受けるなど、高度な急性期医療、研究、教育の中核を担っています。薬剤師として、最先端の医療現場でスキルを磨き、研究や教育にも貢献したいとお考えの方にとって、非常に魅力的な転職先の一つと言えるでしょう。
順天堂医院における薬剤師の役割と専門性
同院は、内科系、外科系、精神科、小児科、産婦人科など全領域にわたる専門医療を提供しており、外来患者数は1日平均3,746人にのぼります(2025年3月31日までの実績)。薬剤部は、患者中心の医療に貢献することを理念とし、高度な薬剤業務を展開しています。
高度急性期医療と先進的な薬物療法の実現
薬剤師の主な業務は、調剤、注射薬の調製、薬剤管理指導(病棟業務)、そして医薬品情報(DI)業務です。特に、大学病院ならではの以下のような分野で薬剤師の専門知識が求められます。
- 病棟業務の徹底:全ての病棟の入院患者さんに対して薬剤師が服薬指導や医薬品の適正使用に関する情報提供を行うなど、多職種と連携し、薬物療法の最適化に貢献します。
- 専門チーム医療への参画:がん、循環器、救急医療など、高度総合医療における薬剤業務に携わり、栄養サポートチーム(NST)や緩和ケアチーム(PCT)などの多職種チームに積極的に参画します。
- 研究・教育への貢献:臨床研究中核病院として、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担っており、薬剤師も研究や治験業務に携わる機会があります。また、実務実習生を受け入れるなど、後進の育成にも貢献します。
- ICUの設置:日本で最初に集中治療室(ICU)を設置した病院の一つであり、重症患者さんの薬物療法に迅速かつ正確に対応する能力が鍛えられます。
転職を有利に進めるための病院の魅力と条件
順天堂医院は、大学病院としての安定した基盤と、都心に位置する利便性、そして充実した教育体制が魅力です。
安定した待遇と充実した教育体制
- 安定した給与体系:学校法人順天堂の規定に基づき、新卒の初任給が設定されており、経験者の方は経験年数や年齢等が考慮されて給与が決定されます。賞与や昇給制度も整備されており、安定した収入基盤のもとでキャリアを築くことができます。
- 抜群のアクセス:JR・東京メトロ各線 御茶ノ水駅や本郷三丁目駅から徒歩圏内という、都心での通勤に非常に便利な立地です。
- 教育・研修制度:大学病院として、高度な急性期医療に必要な専門知識を深めるための教育体制が充実しています。専門薬剤師や認定薬剤師の資格取得を目指す薬剤師にとって、最適な環境とサポートがあります。
- 福利厚生:通勤交通費(月額上限あり)が支給されるなど、福利厚生が整備されています。
転職エージェントを利用するメリット
順天堂医院のような国内トップクラスの大学病院への転職は、選考が厳しく、多くの情報が錯綜するため、転職エージェントの利用が成功への鍵となります。
- 非公開求人の入手:競争率の高い大学病院の求人は、一般には公開されない非公開求人としてエージェントが保有している場合があります。
- 選考対策のサポート:選考方法には、書類選考のほか、筆記試験、小論文、適性検査、複数回の面接が含まれることがあります。エージェントを通じて具体的な試験対策や、応募書類作成のアドバイスを受けることで、採用の可能性を高めることができます。
- 給与・条件交渉の代行:ご自身の高度な専門知識やスキルを最大限に評価してもらうための給与交渉や、嘱託職員など雇用形態ごとの詳細な条件について、専門的な立場で病院側と交渉を代行してもらえます。
まとめ
順天堂大学医学部附属順天堂医院は、都心で高度な急性期医療に携わり、最先端の専門知識と技術を習得できる、薬剤師にとって最高の環境です。充実した教育体制と安定した待遇のもと、自身のスキルを最大限に発揮し、日本の医療の発展に貢献したい方に、理想的な転職先と言えるでしょう。
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