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薬剤師の転職、応募書類に添える季節の挨拶

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薬剤師の皆様が転職活動を行う際、履歴書や職務経歴書を郵送する際には、「送付状(添え状)」を同封するのが社会人としての基本的なビジネスマナーです。この送付状の冒頭に記す「季節の挨拶」は、あなたの丁寧さや社会人としての常識を示す、第一印象を左右する重要な要素となります。この記事では、採用担当者に好印象を与える、応募書類に添える季節の挨拶の正しい書き方について、具体的な例文を交えながら詳しく解説します。

応募書類における季節の挨拶の役割

送付状は、顔の見えない相手に対する挨拶状の役割を担っています。その冒頭で、日本の手紙文化の慣習である季節の挨拶(時候の挨拶)を述べることは、相手への敬意を示すとともに、文章全体に改まった丁寧な印象を与えます。必須の提出書類ではありませんが、この一枚を丁寧に作成することで、あなたの礼儀正しい人柄や、仕事に対する真摯な姿勢を伝えることができるのです。季節の挨拶は、「拝啓」という頭語の後に続くのが一般的です。

季節を問わず使える便利な挨拶

季節の挨拶には、月ごとに様々な表現がありますが、「どの言葉を選べば良いか分からない」「季節の変わり目で迷ってしまう」という方もいらっしゃるでしょう。そのような場合に非常に便利なのが、季節を問わず一年中使える「時下(じか)」という言葉です。

「時下」を用いることで、時候の挨拶を簡潔に述べることができます。具体的には、「時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」と記載します。もし、どの時候の挨拶を使うべきか迷った場合は、この表現を用いておけば、どのような応募先に対しても失礼がなく安心です。

【月別】季節の挨拶の具体的な例文

季節感を取り入れた、より丁寧な印象を与えたい場合は、応募書類を送付する月に合わせた時候の挨拶を選びましょう。ビジネス文書で使いやすい、漢語調の表現を用いるのが一般的です。以下に、月ごとの例文をいくつかご紹介します。

春(3月、4月、5月)に使える表現としては、「早春の候」「春暖の候」「陽春の候」「若葉の候」などがあります。例えば、「若葉の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」のように使用します。

夏(6月、7月、8月)には、「梅雨の候」「盛夏の候」「猛暑の候」「晩夏の候」などが適しています。「盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」というように、季節感を表現できます。

秋(9月、10月、11月)であれば、「初秋の候」「秋冷の候」「紅葉の候」「晩秋の候」といった言葉が使えます。「秋冷の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」と記します。

冬(12月、1月、2月)の場合は、「師走の候」「新春の候」「厳寒の候」「向春の候」などが良いでしょう。年明け早々であれば、「新春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」と記載するのが適切です。

挨拶以上に大切なこと

季節の挨拶は、あくまであなたの丁寧さを示すための一つの要素です。最も重要なのは、もちろん履歴書や職務経歴書に記載された、あなたの経験やスキル、そして仕事への熱意そのものです。しかし、応募書類の細部にまで気を配るその姿勢が、患者様一人ひとりに対して真摯に向き合う薬剤師としての資質と重なり、あなたの信頼性を高めることに繋がります。一つひとつのマナーを大切にし、自信を持って転職活動に臨みましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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