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薬剤師の履歴書、「本人希望記入欄」での勤務時間の書き方と注意点

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薬剤師の転職活動で履歴書を作成する際、最後に待ち受けている「本人希望記入欄」。特に、勤務時間に関する希望をどこまで、どのように書けば良いのか、その扱いに悩む方は少なくありません。「正直に書くと、選考で不利になってしまうのではないか」「何も書かない方が無難なのだろうか」といった疑問は、多くの方が抱えるものです。この記事では、採用担当者に好印象を与え、円滑なコミュニケーションに繋げるための、本人希望記入欄における勤務時間の正しい書き方と注意点を詳しく解説します。

原則は「貴社規定に従います」と記載するのがマナー

まず、この欄の基本的なルールとして、勤務時間に関して絶対に譲れない条件がない場合は、「貴社規定に従います。」と記載するのが最も一般的で丁寧な書き方です。応募先が病院であれば「貴院規定に」、薬局であれば「貴局規定に」と、応募先に合わせて使い分けると、より配慮が伝わります。

この一文を記載することで、特定の勤務時間に固執するのではなく、企業のルールの中で柔軟に働く意思があることを示すことができます。「特になし」と書いたり、何も書かずに空欄のまま提出したりするよりも、ビジネス文書としての体裁が整い、前向きな姿勢を伝えることができます。

勤務時間の希望を記載した方が良いケース

原則として上記のように記載しますが、状況によっては、勤務時間に関する希望を明確に伝えておいた方が、採用後のミスマッチを防ぐために双方にとって有益となる場合があります。

その代表例が、育児や介護といった家庭の事情により、勤務時間に「絶対に譲れない条件」がある場合です。例えば、「子供の保育園の送迎があるため、〇時以降の残業は難しい」といった状況を正直に伝えておくことで、入社後に「こんなはずではなかった」という事態を避けることができます。また、パートタイマーや契約社員など、勤務時間や日数が限定される雇用形態の求人に応募する場合も、希望を明記するのが一般的です。

好印象を与える希望時間の伝え方と具体的な書き方

もし希望する勤務時間を記載する場合は、一方的な要求という印象を与えないよう、謙虚な姿勢で、かつ簡潔に記述することが非常に重要です。その際は、なぜその勤務時間が必要なのかという「理由」を正直に添えることで、採用担当者もあなたの事情を理解し、配慮しやすくなります。

例えば、「子供の保育園送迎のため、9時から17時までの勤務を希望いたします。」や、「家族の介護の都合上、週に2日までであれば、終日の勤務が可能です。」といった書き方が考えられます。あくまで「相談」や「お願い」というニュアンスで、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

避けるべき書き方とその理由

本人希望記入欄で最も注意すべき点は、具体的な給与額や休日、福利厚生といった待遇面に関する細かい希望を記載しないことです。それと同様に、勤務時間に関しても、「残業は一切できません」や「休憩は必ず90分以上必要です」といった、あまりに自己本位で一方的な要求と受け取られかねない表現は、仕事への意欲を疑われてしまう可能性があるため避けるべきです。

どうしても伝えなければならない事情がある場合を除き、勤務時間に関する細かな調整は、選考が進み、面接の場などで直接コミュニケーションを取りながらすり合わせていくのが、より円滑な方法と言えるでしょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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