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薬剤師の履歴書、「本人希望記入欄」の正しい書き方と注意点

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履歴書を書き進めていく中で、最後に待ち受けているのが「本人希望記入欄」です。正式には「本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望などがあれば記入)」などと記載されています。この欄に何を書くべきか、あるいは何も書かなくても良いのかと、その扱いに悩む薬剤師の方は少なくありません。この記事では、採用担当者に好印象を与える、履歴書の本人希望記入欄の正しい書き方と活用法について詳しく解説します。

原則は「貴社規定に従います」と記載するのがマナー

まず、この欄の基本的なルールとして、給与や勤務地、休日といった条件面で、特筆すべき強い希望がない場合は、「貴社規定に従います。」と記載するのが最も一般的で丁寧な書き方です。応募先が病院であれば「貴院規定に」、薬局であれば「貴局規定に」と、応募先に合わせて使い分けると、より配慮が伝わります。

この一文を記載することで、特定の条件に固執するのではなく、企業のルールの中で柔軟に働く意思があることを示すことができます。「特になし」と書いたり、何も書かずに空欄のまま提出したりするよりも、ビジネス文書としての体裁が整い、前向きな姿勢を伝えることができます。

希望条件を書いても良いケースとは

原則として上記のように記載しますが、どうしても伝えなければならない、あるいは伝えておいた方が親切な情報がある場合は、この欄を活用します。例えば、介護や育児といった家庭の事情により、勤務地や勤務時間に「絶対に譲れない条件」がある場合です。また、企業が複数の職種(例:薬剤師職、総合職など)を同時に募集しており、ご自身の希望職種を明確に示したい場合も、この欄に「薬剤師職を希望いたします。」と記載するのが適切です。

さらに、現在在職中の方で、引き継ぎなどの関係で入社できる時期が決まっている場合は、「入社可能日:〇〇年〇月〇日」と記載しておくと、採用担当者が選考スケジュールを立てやすくなるため、親切な情報となります。

希望条件を伝える際の書き方と表現

もし希望条件を記載する場合は、一方的な要求という印象を与えないよう、謙虚な姿勢で簡潔に記述することが非常に重要です。その際は、なぜその条件が必要なのかという理由を正直に、かつ簡潔に添えることで、採用担当者もあなたの事情を理解しやすくなります。

例えば、「子供の保育園送迎の都合上、〇〇市内での勤務を希望いたします。」や、「家族の介護のため、週に一度の在宅勤務が可能であれば幸いです。」といった書き方が考えられます。あくまで「相談」や「お願い」というニュアンスで伝えることを心がけましょう。

給与や待遇に関する希望は書かないのが基本

本人希望記入欄で最も注意すべき点は、具体的な給与額や休日、福利厚生といった待遇面に関する細かい希望を記載しないことです。履歴書の段階で条件面ばかりを主張してしまうと、「仕事内容よりも待遇が第一なのか」と、仕事への意欲を疑われてしまう可能性があります。給与などの条件交渉は、選考が進み、内定前後の面談といった具体的な段階で行うのが一般的です。履歴書には記載しないのが賢明な判断と言えるでしょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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