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薬剤師の履歴書、「入社」と「入職」の正しい使い分け方

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薬剤師の転職活動で履歴書の職歴欄を作成する際、勤務先で働き始めたことを示す言葉として、「入社」を使うべきか、それとも「入職」が適切なのか、その使い分けに迷った経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。どちらも日常的に使われる言葉ですが、応募先の組織形態によって適切な表現が異なります。この細やかな言葉の選択が、あなたの社会人としての常識や丁寧な姿勢を示す上で、意外と重要なポイントになります。この記事では、採用担当者に好印象を与えるための、「入社」と「入職」の正しい使い分けについて詳しく解説します。

「入社」を使うのが適切なケース

「入社」は、その名の通り「会社に入る」ことを意味する言葉です。したがって、勤務先が「株式会社」の形態である場合に用いるのが最も適切です。具体的には、大手の調剤薬局チェーンやドラッグストアチェーン、製薬会社、医薬品卸売企業(MS)などがこれに該当します。これらの企業に応募する、あるいは過去に勤務していた経歴を記載する際は、「株式会社〇〇 入社」と表記するのが正しい書き方です。

「入職」を使うのが適切なケース

一方、「入職」は、「職に就く」という意味合いを持つ、より広い範囲の組織に対して使える言葉です。特に、会社組織ではない法人に勤務を開始した場合に用いるのが一般的です。薬剤師の勤務先として非常に多い、病院やクリニックといった「医療法人」や、介護老人保健施設などを運営する「社会福祉法人」、あるいは「学校法人」が運営する大学病院などがこれにあたります。これらの組織の経歴を記載する際は、「医療法人〇〇会 △△病院 入職」と表記する方が、「入社」よりも適切で、より丁寧な印象を与えることができます。

迷った場合はどちらを使えば良いか

もし応募先の法人格が株式会社なのか医療法人なのか判然としない場合や、使い分けに迷ってしまった場合は、より一般的な「入社」を使用しても、それ自体が決定的なマナー違反と見なされることはありません。しかし、応募先のホームページなどで組織概要を確認し、正しい法人格に合わせた言葉を選ぶという一手間が、あなたの企業研究の深さや、細やかな配慮ができる人物であるという評価に繋がります。

その他の関連用語と「退職」について

公務員として公立病院や保健所などで勤務していた場合は、「入社」や「入職」ではなく、「奉職(ほうしょく)」という言葉が使われることもあります。

また、勤務先を辞めたことを示す言葉としては、組織の形態にかかわらず「退職」という言葉が最も一般的に使えます。「退社」という言葉もありますが、これには「その日の勤務を終える」という意味合いも含まれるため、履歴書のような公的な書類では、意味が一つに定まる「退職」で統一するのが最も確実で丁寧な表現です。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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