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履歴書の日付、使い回しはNG!採用担当者が見るポイントとは

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薬剤師の転職活動で、複数の薬局や企業に応募する際、「一度完璧な履歴書を作成したのだから、これをコピーして使い回しても良いのではないか」と考えたことはないでしょうか。確かに、応募先ごとに一から書類を作成するのは時間と手間がかかります。しかし、その手間を惜しんで履歴書を使い回すことは、特に「日付」の更新を怠るという初歩的なミスに繋がりやすく、あなたの入社意欲を疑われる致命的な原因となりかねません。この記事では、履歴書の日付を使い回すことのリスクと、正しい日付の書き方について詳しく解説します。

なぜ日付の「使い回し」が問題になるのか

採用担当者は、履歴書の右上部に記載された日付から、その書類が「いつ作成され、提出されたものか」を正確に把握しようとします。もし、10月に提出された履歴書の日付が、数ヶ月前の8月のままになっていれば、採用担当者はどのように感じるでしょうか。

多くの場合、「他の企業に応募して、不採用になった書類をそのまま持ってきたのだろうか」「私たちの会社への志望度は、その程度なのか」といった、ネガティブな印象を抱くことは避けられません。このような日付のミスは、単なるうっかりミスでは済まされず、あなたの準備不足や注意力散漫さ、ひいては仕事に対する姿勢そのものを疑われる原因となります。特に、正確性が何よりも求められる薬剤師という職業において、応募書類の細部への配慮は、あなたの適性を示す上で非常に重要なのです。

履歴書に記載すべき「正しい日付」のルール

履歴書に記載すべき日付は、書類を「作成した日」ではありません。その応募書類を「提出する日」の日付を記載するのが、社会人としての絶対的なルールです。履歴書は、その提出日現在におけるあなたの経歴や状況を証明する公的な書類である、と捉えるのがその理由です。

提出方法によって、記載すべき日付は具体的に異なります。まず、郵送で提出する場合は、「郵便ポストに投函する日」または「郵便局の窓口に持ち込む日」の日付を記載します。次に、面接会場などで採用担当者に直接手渡しする場合は、その「面接日当日」の日付を記載します。そして、Eメールでデータを送付する場合は、そのメールを「送信する日」の日付となります。いずれのケースも、実際にあなたのアクションが起こされる日の日付を記入することが基本です。

「使い回し」ではなく「基本データの活用」で効率化を図る

とはいえ、学歴や職歴、保有資格といった、どの応募先に対しても変わることのない基本情報を、毎回一から入力するのは非効率です。そこでおすすめしたいのが、「使い回し」という考え方ではなく、基本情報を入力した「マスターデータ」を賢く活用するという方法です。

パソコンで履歴書を作成する際に、このマスターデータを基に、応募する企業ごとにファイルを「別名で保存」します。そして、その都度、提出日を最新の日付に更新し、志望動機や自己PR、本人希望記入欄などを、応募先に合わせて丁寧に書き換えていくのです。この方法であれば、効率性と、一社一社に真摯に向き合う姿勢を両立させることができ、常に質の高い応募書類を提出することが可能になります。

提出前の最終確認があなたの評価を守る

履歴書の日付は、あなたの真摯な姿勢と、基本的なビジネスマナーが問われる、非常に重要な項目です。書類が完成したと思っても、最後に必ず、日付が提出日と一致しているか、そして年号表記(西暦・和暦)が履歴書全体で統一されているかを確認する習慣をつけましょう。この小さなひと手間が、あなたの評価を守り、転職成功への道を切り開くことに繋がります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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