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薬剤師の履歴書、単発バイトの経験は書くべき?書き方のルールを解説

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転職活動の準備期間中や、前職を退職した後の期間に、1日や数日間といった「単発バイト」を経験された方もいらっしゃるでしょう。履歴書を作成するにあたり、「このようなごく短期間の経験も、職歴として書くべきなのだろうか」と、その扱いに迷うのは当然のことです。この記事では、薬剤師の転職活動において、単発バイトの経験を履歴書に書くべきかどうかの判断基準と、書く場合の適切な書き方について詳しく解説します。

単発バイトの経験は、原則として履歴書に記載しない

まず基本的な考え方として、履歴書の職歴欄は、応募者の継続的な職務経験や専門性の向上を確認するための項目です。そのため、1日や数日単位で終了する、薬剤師の専門業務と直接関係のない単発バイトは、応募者のキャリアを評価する上で重要度が低いと見なされることがほとんどです。

むしろ、関連性の薄い単発バイトの経歴をいくつも羅列してしまうと、「一貫したキャリアプランがないのではないか」「腰を据えて長く働けない人物なのかもしれない」といった、かえってネガティブな印象を採用担当者に与えてしまうリスクもあります。したがって、原則として、職歴欄に単発バイトの経験を詳しく記載する必要はありません。

例外的に記載を検討しても良いケース

原則として記載は不要ですが、状況によっては、単発バイトの経験が有効なアピール材料になる例外的なケースも存在します。

その最も代表的な例が、たとえ1日単位であっても、薬剤師として調剤薬局やドラッグストアで勤務した「単発派遣」の経験です。これは、あなたの調剤スキルや知識が鈍っていないこと、そして働く意欲が高いことを示す強力な証拠となります。特に、離職期間(ブランク)中の経験であれば、積極的に記載を検討すべきでしょう。

また、応募先の業務に直接活かせる特殊な経験もアピールになります。例えば、新店舗の開局応援スタッフとして医薬品の棚卸しや陳列の単発バイトを経験し、応募先が新規開店を控えている薬局である場合など、その経験が即戦力として役立つと判断できる場合は、記載する価値があります。

単発バイトの職歴欄への書き方

もし単発バイトの経験を職歴欄に記載すると決めた場合は、職歴欄が煩雑にならないよう、簡潔にまとめることが重要です。「入社」「退社」といった言葉は使わず、「勤務」や「従事」といった表現を用いるのが適切です。

特に、薬剤師としての単発派遣の経験を記載する場合は、派遣会社に登録した事実と、どのような業務に従事したかを記します。例えば、「令和〇年〇月 〇〇株式会社(派遣会社名)に登録。〇〇薬局、△△薬局など、複数の調剤薬局にて単発の調剤業務に従事。」のようにまとめると、経歴がスマートに伝わります。

自己PR欄でエピソードとして活用するのも有効

職歴欄に書くほどではないものの、単発バイトの経験から得た学びやスキルをアピールしたい場合は、「自己PR」欄で具体的なエピソードとして活用するのが最も効果的です。「〇〇の単発バイト経験を通じて、△△というスキルを身につけました。この能力は、貴社(貴院)の業務において□□という形で貢献できると考えております」というように、応募先での活躍に繋げて説明しましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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