薬剤師の皆様へ、東京かつしか赤十字母子医療センターへの転職で知っておきたいこと
東京かつしか赤十字母子医療センターは、東京都葛飾区に位置する、日本赤十字社が運営する周産期母子医療に特化した専門病院です。東京都の地域周産期母子医療センターに指定されており、ハイリスク妊娠・分娩や、新生児の集中治療に対応できる設備と技術を持ちます。2021年6月に新築移転した新しい病院であり、薬剤師として、周産期・小児医療という専門性の高い分野に携わり、新しい命の誕生と成長を薬の面からサポートしたい方にとって、非常に魅力的な転職先の一つと言えるでしょう。
東京かつしか赤十字母子医療センターにおける薬剤師の役割と専門性
同センターは、合計104床(産婦人科一般65床、MFICU3床、NICU・GCU等36床)を有し、産婦人科、小児科を診療科目としています。分娩室、手術室、NICU(新生児集中治療室)などがワンフロアに配置されており、緊急時の連携を強化した構造です。
周産期・小児薬物療法のエキスパートとしての貢献
薬剤師の主な業務は、院内での調剤、注射薬の調製、薬剤管理指導(服薬指導)、そして医薬品情報(DI)業務です。特に、以下のような分野で薬剤師の専門知識が求められます。
- 周産期薬物療法への貢献:妊婦さんや授乳婦さんに対する薬物療法に深く携わります。催奇形性や母乳移行に関する専門的な知識、そしてデリケートな患者様やご家族への丁寧な服薬指導が求められます。
- 新生児・小児薬物療法の安全管理:NICU(新生児集中治療室)などを有しており、小児特有の薬物動態や、体重に基づいた厳密な投与量設定、特殊な注射薬の調製など、高度な専門知識が要求されます。薬剤師は4名体制であり、少数精鋭で専門性の高い業務を担っています。
- チーム医療への積極的な参画:医師や看護師、助産師など多職種と連携し、薬物療法の安全性と効果を担保します。特に、出産から新生児管理の機能連携強化が図られた環境で、チームの一員として貢献します。
- 災害時医療への貢献:日本赤十字社の一員として、災害が発生した際には、救護班として派遣されるなど、赤十字病院ならではの社会貢献に携わる可能性があります。
転職を有利に進めるための病院の魅力と条件
東京かつしか赤十字母子医療センターは、日本赤十字社という安定した基盤と、2021年新築移転した新しい環境が大きな魅力です。
安定した待遇と快適な職場環境
- 新築で快適な環境:2021年に新築移転したばかりで、職員食堂・スタッフラウンジが4階(スカイツリーが見える立地)に設けられるなど、職場環境の快適性が重視されています。
- 安定した待遇:日本赤十字社の規定に基づく給与体系が適用され、安定した収入と、経験や能力に応じた昇給が期待できます。
- 教育・研修制度:周産期・小児薬物療法という専門分野の知識を深めるための教育体制が整っています。
- アクセス:JR常磐線 金町駅から徒歩18分または都営バス利用、葛飾区内のアクセスとなります。
転職エージェントを利用するメリット
東京かつしか赤十字母子医療センターのような、周産期専門の公的病院への転職は、その専門性ゆえに、内部情報や選考基準を把握することが非常に重要です。
- 非公開求人の入手:競争率の高い専門病院の求人は、一般には公開されない非公開求人としてエージェントが保有している場合があります。
- 選考対策のサポート:病院が求める人物像(周産期医療への貢献意欲、赤十字精神への共感など)を把握し、面接でどのように効果的にアピールすべきか具体的なアドバイスを受けられます。
- 給与・条件交渉の代行:ご自身の周産期や小児領域での経験を最大限に評価してもらうための給与交渉や、その他の勤務条件について、専門的な立場で病院側と交渉を代行してもらえます。
まとめ
東京かつしか赤十字母子医療センターは、新築の環境で、周産期・小児医療という、新しい命の誕生と成長を支える専門性の高い分野に深く携われる病院です。赤十字の安定した基盤と充実した専門的な環境のもと、薬剤師として自身のスキルを最大限に発揮したい方に、理想的な転職先と言えるでしょう。
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