2025.06.08 2025.07.01

横浜市民病院の薬剤師採用情報｜最新鋭の環境で、市民の健康を支える専門職

kaitori

日本を代表する大都市・横浜。その市民の命と健康を守る中核的役割を担い、地域医療の最後の砦として信頼を集めているのが「横浜市民病院」です。近年、最新鋭の設備を備えた新病院へと移転し、より高度で安全な医療を提供するための新たなスタートを切りました。

この先進的な医療環境の中で、薬物療法のプロフェッショナルとしてチーム医療に貢献するのが、横浜市民病院の薬剤師です。

この記事では、横浜というダイナミックな都市で、未来志向の医療に携わりたいと考える薬剤師の方へ、横浜市民病院で働くことの魅力、具体的な業務内容、そして採用への道筋について詳しくご紹介します。

Contents

新しい病院で果たす、薬剤師の役割と使命

横浜市民病院の薬剤師が目指すのは、患者さん中心の安全で質の高い薬物療法を、すべての市民に提供することです。新しい病院では、最新の調剤支援システムや情報システムが導入されており、薬剤師は単純作業から解放され、より専門性の高い臨床業務や患者さんとのコミュニケーションに時間を注ぐことができます。

感染症診療や災害医療の拠点病院としての機能も担っており、平時だけでなく有事の際にも、市民の健康を守るという大きな使命感を持って業務に取り組んでいます。

最新の設備が整った環境で、薬剤師は幅広い専門業務を担います。

病棟薬剤業務： 全ての病棟に専任の薬剤師が配置され、入院患者さんの薬物療法を包括的に管理します。持参薬の確認、ベッドサイドでの服薬指導、副作用のモニタリング、医師や看護師への処方提案など、新しい病院の機能的な設計を活かし、他職種と緊密に連携しながら業務を進めます。
専門性の高いチーム医療： がん化学療法、感染制御チーム（ICT）、栄養サポートチーム（NST）、緩和ケアチームといった専門チームに積極的に参加し、薬の専門家として重要な役割を果たします。
最新システムを駆使した調剤・製剤業務： 全自動錠剤分包機や注射薬自動払出装置などの最新システムを活用し、安全で効率的な調剤を実現しています。また、クリーンルーム内で抗がん剤や高カロリー輸液などを無菌的に調製し、高度な治療を支えます。
医薬品情報（DI）業務： 院内で使用される医薬品に関する情報を一元管理し、医療スタッフへ的確に提供することで、病院全体の医療安全と質の向上に貢献します。

薬剤師一人ひとりがプロフェッショナルとして成長し続けられるよう、手厚い教育・研修体制が整っています。

新人薬剤師には、社会人・医療人としての基礎を学ぶ集合研修と、各部門をローテーションしながら実務を学ぶOJTが用意されています。経験豊富な先輩がマンツーマンでサポートするため、大規模で多機能な病院でも、安心してキャリアをスタートできます。

また、定期的な勉強会や症例検討会が活発に行われるほか、学会や外部研修への参加も奨励されています。認定・専門薬剤師といった高度な資格の取得についても、病院として積極的に支援しており、キャリアアップを目指す職員を力強く後押しします。

横浜市民病院の職員採用は、「地方独立行政法人横浜市市民病院機構」として独自に行われます。

採用主体： 地方独立行政法人横浜市市民病院機構（横浜市の公務員試験とは異なる、病院機構独自の採用試験です）
応募資格： 一般的に、定められた年齢要件を満たし、薬剤師免許を有する方、または取得見込みの方が対象です。
選考プロセス（一般的な例）：
1. 申込： 病院機構の公式ウェブサイト等で指定された期間内に申し込みます。
2. 一次試験（筆記）： 薬学の専門知識を問う「専門試験」と、社会人としての基礎能力を測る「SPI」などの適性検査、小論文などが課されることが一般的です。
3. 二次試験（人物試験）： 個別面接などが行われます。専門知識に加え、志望動機、チーム医療への適性、コミュニケーション能力などが総合的に評価されます。
4. 最終合格・採用