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薬剤師の職務経歴書、具体的な社名は書くべき?正しい書き方を解説

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薬剤師の皆様が転職活動を行う際、ご自身のスキルや経験を詳細にアピールするための職務経歴書。その作成にあたり、「現在勤務している会社の名前を具体的に書いてしまうと、転職活動がバレてしまうのではないか」「具体的な社名は伏せた方が良いのだろうか」と、その書き方に深く悩んでしまう方も少なくありません。しかし、職務経歴書はあなたのキャリアを正確に伝えるための公的な書類であり、その記載内容には明確なルールが存在します。この記事では、職務経歴書における具体的な社名の正しい書き方と、その際の注意点について詳しく解説します。

結論として具体的な社名は必ず正確に記載する

まず、最も重要な原則として、職務経歴書には、これまで勤務してきた会社の名称を、すべて正式名称で正確に記載するのが絶対的なルールです。たとえ現在在職中であっても、「〇〇エリアの調剤薬局」といったように社名を伏せたり、曖昧に表現したりすることは認められません。職務経歴書は、あなたのキャリアを客観的に証明するためのビジネス文書です。その信頼性を担保するためにも、すべての経歴を正直に記載することが求められます。

なぜ社名を省略・偽ってはいけないのか

ご自身の職歴の一部である社名を意図的に記載しなかったり、事実と異なる社名を記載したりする行為は、重大な「経歴詐称」と見なされる可能性があります。採用担当者は、応募者の「誠実さ」を厳しく見ています。患者様の健康と命を預かる医療人として、最も大切な信頼性を自ら損なうことのないよう、すべての経歴を正確に記載しましょう。

また、職歴は、入社手続きの際に提出を求められる「雇用保険被保険者証」や「年金手帳」といった公的な書類によって、必ず明らかになります。そこで記載のない経歴や、事実と異なる社名が発覚すれば、信頼を失い、内定取り消しや、最悪の場合は懲戒解雇といった深刻な事態を招きかねません。

会社名の正しい書き方と具体例

職務経歴書に会社名を記載する際は、必ず「正式名称」を用います。「(株)」や「(医)」などと略さず、「株式会社」や「医療法人社団」といった法人格も含めて、正確に記入してください。

また、薬剤師の勤務先として多いのが、運営法人名と、実際に勤務していた薬局名や病院名が異なるケースです。その場合は、両方を併記するのが最も丁寧で分かりやすい書き方です。

記入例:

勤務期間:20〇〇年4月~20〇〇年3月

会社名:株式会社〇〇メディカル

事業内容:調剤薬局の運営(全国〇〇店舗展開)

配属先:〇〇薬局

このように記載することで、あなたがどの法人に所属し、どの店舗で具体的に勤務していたのかが、採用担当者に明確に伝わります。

「転職活動がバレるのでは?」という懸念について

在職中の方が最も心配されるのが、「社名を書くことで、現在の職場に転職活動が知られてしまうのではないか」という点でしょう。しかし、この心配は基本的に不要です。応募先の企業や、間に入っている転職エージェントが、本人の許可なく現在の勤務先に連絡を取ったり、在籍確認を行ったりすることは、個人情報保護の観点から絶対にありません。

あなたが提出した職務経歴書の情報は、採用選考という目的以外で利用されることはなく、厳重に管理されます。したがって、安心して、ご自身の経歴を正直に、そして正確に記載してください。その誠実な姿勢こそが、採用担当者からの信頼を勝ち取るための、最も確実な第一歩となるのです。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
好きなアニメは、薬屋のひとりごと。
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